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少し度が過ぎた手のひら返しではなかったでしようか

北の大地(20180703)
サッカーのワールドカップ、残念ながら日本は決勝トーナメントの1回戦、本日早朝の試合でベルギーに惜敗しました。あともう少しで掴みかけた勝利の尻尾、残念ながらスルッと逃げていったようです。

優勝候補との互角以上の戦いぶりがどの新聞やテレビでも大きく評価されています。でも思い起こせばほんの少し前、監督交代のドタバタやメンバー選出の際の評価はどうだったでしょうか。こんな時期になぜ交代するのか、なんでこんなベテランばかり選ぶのかといった後ろ向きな評価やコメントのオンパレード、いい話は皆無でした。

それが初戦を「予想外」にも勝利したことで評価が一転しました。あれほどのマイナス評価が手のひらを返したようにプラスになっていきました。もちろんいい評価に対して反対意見をするつもりはありません。ただ、サッカーに対する造詣がそんなに深い訳でもない素人が聞いていても、今回の評価の激変ぶりに対してはちょっとどうかなと考えてしまいます。テレビや新聞といったマスコミはどちらかといえば、低い評価を出しておいて、その想定を超えれば盛り上がり、最初の評価通りであれば「予想していたこと」としてニュースになる。逆に最初に高い評価を出して結果が想定外に低いと盛下がり、なぜその評価をしたのかと問い詰められる、最初は低く出した方がその後に何かと都合がいいんでしょうね。

でも、そんな一部の評論家やマスコミの都合のいいように、自分たちの今までの努力が評価されるというのは、選手やその周りの人にとっては不本意でしょう。評価を受けることもプロの仕事と言われればそれまでですが、少なくともオリンピックやワールドカップは、プロとしてではなく、その国の代表として出場しています。そうである以上、するのは事前の評価ではなく、試合の時の応援であるべきかなぁというのが、一個人の意見です。みなさんはどう思われますか。


2018年07月03日 18:13
FP・社会保険労務士事務所  つくるみらい
ファイナンシャルプランナー一柳賢司

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