「慣れ」と「思いこみ」が一番怖いのかもしれません
京都市内を流れる鴨川と桂川では、上流の大雨の影響で普段の静かな流れから豹変、土色の濁流となっています。こんな鴨川を見るのは数年に一度でしょうか。
一昨日からスマホに届いた京都市からの緊急エリアメールは25通、いかに重大な状況であるかを物語っていますが、気になることも。一昨日、昨日と緊急エリアメールが届いた時間帯には、仕事の関係で異なる場所、多くの人がいる場所にいました。同時に多くのスマホが鳴り出しますが、これだけ何度も届くとわざわざ取り出して確認する人はほとんどいません。もちろん皆さん仕事中、あるいは接客中ということもあるのでしょうが。中には「うるさいなぁ」とぼやく人も。
自分も含め、心のどこかにあるのが「市内のこのビルの中ですぐに危害が及ぶことはない」「そんな大したことはない」という安心感でしょうか。もしかしたら、重要で自身に影響のある内容を含むメールもあるのかもしれませんが、これだけ届くと一つ一つを確認するということは現実的に難しい状況でした。
ただ行政側としては、過去の幾多の反省から、最大限の情報発信をするということは必要なこと。実際に災害が起こり得る地域に住んでいる人々には需要な情報でもあるのですから、頻繁に届くことに対して「うるさい」で片付けてはいけませんよね。
今日は七夕、この天気では残念ながら見れそうにありませんが、せめてこれ以上緊急エリアメールが届くことがないことを祈るのみです。
※我が家のベランダのバケツ、この3日間で満水に
2018年07月07日 17:38