新人研修のテキスト作成に取り組んでいます
その社内研修とは「新入社員研修」、来年4月の入社後に行う研修で使用するものです。すでにテーマとその大まかな講義内容は一度ご提示しており、今月末はその中間報告のような位置づけです。
大分類は8つ、その中に中分類で14のテーマ。おおよそ3日間(20時間)を想定していますが、昨日の時点でようやく大分類で4つ目が終了。過去に新人研修をしたときの経験、良かったことや反省点を盛り込んでいます。
そこで考えているいくつかのポイントの中の2つ。一つ目は「比較」、そして二つ目が「実践」です。「比較」とは研修の中で、いきなり「社会人とはこうあるべきだ」とか、「仕事はこうしなければならない」などと言っても聞くだけですんなり頭に入るとは思えません。しかし「前はそうだったけど、これからはこうだ」と比較すれば、理解しやすいのではないかと思います。そこで学生時代との比較を至る所にちりばめています。「学生時代はそれでよかったけど、社会人はこうしなければいけない、その理由はこうだから」といった具合です。
二つ目の「実践」、一方通行の研修は、受ける側の新人にとってはしんどいものです。午後ともなればウトウトといった光景も今までよく見かけました。「仕事中にうたた寝とはけしからん」という意見はもっともですが、眠くなるような講義しかできない、講義の内容にも問題はあります。そこで常に頭を使う、手を使う、口を使うことで実践する、参加型の研修を考えています。テキストには至る所に、自分の考えや意見、過去の経験などを書いてもらえるよう空欄を設け、常に考えながら先に進める形式の講義としています。
他にもいろいろと創意工夫を盛り込んで進めています。来年は初年度ということで、このテキストを用いて自ら研修講師も務めさせていただきます。少しでも新社会人としてのスタートの支援ができるよう、さらにブラッシュアップを図らなければいけませんね。まずは今月末の仮納品にむけて。
2018年07月14日 07:48