甲子園のテレビ中継を見ていて思うこと
テレビ中継もNHKと民法1局がその熱戦を中継しています。私も時折NHKの中継を見ていますが、午後の時間帯になると画面を見ていて何とも言えない違和感を感じます。
それは、熱中症厳重注意のテロップとその画面の中で放送されている野球中継の組み合わせ。屋外での運動は原則中止という一方で、炎天下のもとで行われている試合、「それはそれ、これはこれ仕方がないでしょう」といえばそれまでかもしれませが、もう少し何とかならないものでしょうか。
高校野球は1試合2時間から2時間半程度、例えば午前は7時開始で2試合、午後の試合は開始を16時からにして、第4試合はナイター。これで炎天下の時間帯、11時から16時までは試合をしなくてすみます。交通機関のダイヤやナイターとすることによる経費がかさむといった問題があるかもしれません。が、大人の都合で高校生に大きな負荷を負わせるのはもっと問題ではないかと思います。
高校野球で活躍した選手の中には、プロに進んだ後に伸びない、故障に苦しむ選手が少なからずいて、その原因は中学・高校時代に体を酷使したことが一因にあると聞いたことがあります。この暑さはさらにその負担を重くするもの、もっと周りの大人が考えないといけないのではないのでしょうか。
今日は1日3試合のため、試合開始が1日4試合の日より1時間遅くなります。何も遅くするのではなく、いつも通り始めればいいのではないかと思うのですが。
※写真は下鴨神社のさざれ石(京都市左京区)
2018年08月13日 08:20