3点セット
今日は10時過ぎには京都駅から新幹線で移動、地方で顧問先となっている2社の事業主さんへの定例訪問に伺います。
私は顧問先には毎月1回、定期訪問日を決めていて、事業主さんや総務・人事担当の社員さんとの打ち合わせをさせていただいています。事業所に伺うことで、電話では伝わらないいろいろなことが見えたり、他の社員さんにもご挨拶できたり、なにより事業主さんと対面でじっくりお話しができることに大きな意義があります。
この定例訪問日にどの事業主さんに対してもお渡しするものがあります。個人的に「3点セット」と名付けていますが、
➀1ヶ月の実績、当事務所からの依頼事項、ご相談事項を1枚にまとめた報告書
②契約期間内(1~3年間)の予定案件とその実績をまとめたスケジュール表
③月間の顧問料と納品済の個別案件のご請求書
の3つです。私は社会保険労務士の業務とされる中で書類の作成・届出業務はあくまでもスポットで、メインはその顧問先ごとに異なるコンサルティング業務を中心にお仕事を戴いています。職場環境の改善であったり、採用・研修支援であったり、スキルアッププログラムの構築など、長期にわたるものが多くあります。そのため、契約期間の初めに年間のスケジュールを作成し、その実績の報告と共に今後何をするのかを明確にお伝えするようにしています。そうすることで事業主さんと「ああ、これからこれができてくるのか」「いつまでに何を準備すればいいのか」といった点で共通認識を持つことができます。
もっとも、毎月貴重な「顧問料」という対価を戴いている訳ですから、その前提となる実績をしっかり報告するのはある意味で当然のこと。サラリーマン時代に身についたよき習慣とも言えます。毎月の報告書をクリアファイルに綴じていただいている事業主さんもあり、前月と比較されて「ここ進んでないね~」とご指摘を受けたりもしますが、しっかり見ていただいているという点では有り難いことです。
さて、今日はどんなお話しが伺えるのか、どんなスキルをご提供できるのか、しっかり勤めてきたいと思います。