今だに尾を引く自然災害の影響
今日は地元ネタです。
明日10月22日は、例年京都では2つの祭りが行われます。一つは平安神宮を中心に行われる時代祭り、そしてもう一つが鞍馬の由岐神社で行われる鞍馬の火祭。昨年はちょうど衆議院選挙の投票日とも重なっていたこの日、台風の影響もあり時代祭りは天候不良を原因としては初めての中止、鞍馬の火祭は予定通りとりおこなわれました。
しかし今年は、残念ながら鞍馬の火祭は本殿例祭のみが行われ、テレビでよく報道される松明を抱えて練り歩く神幸祭(火祭)は中止になります。これは9月4日に関西地方を通過した台風21号の影響によるもの。この台風では関空が高潮で浸水したことが記憶に残っていますが、京都市内でもあちらこちらで倒木の被害がありました。鞍馬神社や由岐神社の境内でも多くの木が倒れ、鞍馬へ行くことができる唯一の公共交通機関である叡山電車も、貴船口~鞍馬間は今も不通。こういった状況のため、今年は早々に中止となり、由岐神社のフェイスブックにも掲載されています。
鞍馬は紅葉でも有名なところですが、不通となっている叡山電車は今月末には復旧するとのことで、紅葉シーズンには間に合いそうですが、今年の夏の猛暑の影響はどうでしょうか。少し気掛かりなところです。
昨年の時代祭り、今年の鞍馬の火祭が中止となった原因の台風はともに「21号」、単なる偶然でしょうが、京都の10月22日にとっては因縁の数字かもしれません。来年こそは、2つの祭りが無事行われますように。