紅葉シーズンもおわり、ひと時の静けさ
京都市内の紅葉の名所といわれる多くでは落葉し、見頃が終わりつつあります。市内が少し静けさを取り戻しました。
以前に比べ、春の桜と秋の紅葉シーズンにはライトアップを実施する寺社が増えたこともあり、紅葉シーズンの観光客が増加したなぁと感じます。京都市内への観光客数はここ数年は5,500万人を超えていますが、いつが一番多いと思いますか。
京都市が発表している数字でもっとも新しい平成28年度の調査結果になりますが、最も多いのは桜の季節にあたる3月、次が初詣の1月。逆に少ないのは9月と7月、9月は夏休みも終わり、大きなイベントがないこともあるのかもしれませんが、祇園祭のある7月はちょっと意外です。もっとも年によって変動もありますが、例年多いのはやはり桜の3~4月と紅葉の11月のようです。そしてこの調査結果の中で興味深かったのは、61.2%の人が10回目以上という訪れた回数。「観光客の方が地元の人間より京都通が多い」というのもわかります。
さて、紅葉も終わった12月。嵯峨、嵐山界隈では「嵐山花灯路」が始まっています。3月に東山界隈で行われる「東山花灯路」とほぼ同じ時期に始まったイベント、JR嵯峨嵐山駅から渡月橋や竹林の道、二尊院から常寂光を繋ぐ小道が行燈でライトアップされます。始まって10数年になりますが、残念ながら私は行ったことがありませんので何とも評価できませんが、観光客には人気があるようです。
もっとも、点灯されているのは12月8日から17日までの17時から20時半まで。機会のある人は寄り道されてはどうでしょうか。