レターパックでこんな思い込みはありませんか
日本郵便のレターパックを利用したことのがある人は結構いるかと思います。私も仕事でよく利用しますが、こんな思い込みをしていることはありませんか。
予備知識を初めに少々。レターパックとはA4サイズのものを最高4kgまで、全国一律料金で送ることができるもので、郵便局窓口だけでなく郵便ポストへの投函も可能な郵便サービスです。普通の郵便と同じ様に相手先の郵便受に届く「レターパックライト」(パッケージの色は青)と、対面で渡して受領印が必要な「レターパックプラス」(パッケージの色は赤)の2種類があり、料金はそれぞれ360円と510円となっています。切手を貼る必要はなく、送りたいものを入れて宛名を記入してポストに投函すれば完了です。
便利な機能としては共に追跡サービスがあること。宅配便と同様ですがそれぞれに追跡用の問い合わせ番号があり、日本郵便のホームページから確認をすることができます。私は給与明細のお届け等に利用しており、追跡サービスで顧問先に受け取っていただいているかを確認するようにしていますが、何かと重宝しています。
ところで最近の会話でこんな思い込みをしている人がいることがわかりました。
「レターパックってなんかあったときの賠償補償してくれるんだよね」
皆さんレターパックに賠償補償がついている、ついていないどちらか知っていますか。回答はついていません。追跡サービスがあると途中で紛失した時の補償もあるように思いこんでしまうのかもしれんませんが、日本郵便のホームページでもその旨は明記されています。万が一配送途中で壊れたり、相手方に届かなかった場合などの補償はされません。
もっともレターパックプラスは対面で渡してもらえるため、「相手方に届かなかった」ということは想定されません。単にポストインでは盗難も考えられるため、重要な書類などを送る場合にはこちらを利用すれば問題ないでしょうね。