倫理講習を受講してきました
昨日午後、職業倫理に関する講習を受講してきました。
この講習は、全国4万人の社会保険労務士が5年に1度、必ず受講しなければならないものです。平成19年度から実施されているのですが、一昨年4月に登録した私にとっては初めての受講でした。京都府社労士会に所属する社労士は約900人、単純計算して毎年200人づつローテーションで受講していく計算になります。
職業倫理ということで、我々社労士が常日頃から意識しなければならないことであったり、どういう立ち位置で仕事をしなければならないかということを改めて考えさせられました。法律に関わり、また公的な資格を有しているからには、法令遵守は言うまでもありません。社労士法第1条には「労働及び社会保険に関する法令の円滑な実施に寄与するとともに、事業の健全な発達と労働者等の福祉の向上に資する」「社会保険労務士は、常に品位を保持し、業務に関する法令及び実務に精通して、公正な立場で、誠実にその業務を行わなければならない」と定められています。私たちは企業さまと顧問契約を結ぶと、事業主さまからフィーを戴きます。が、決して事業主さまだけではなく、労働者の側にも寄り添って仕事をしなければならない、常に労使双方にということを忘れてはいけないのです。
今日も午前中、顧問先オーナーさまとの打ち合わせがあります。「職業倫理」を自問自答しながら伺いたいと思います。