確定申告に行ったときのできごと
退職した年以降の定例行事になっていますが、これが終わるとなんとなくホッとします。郵送や電子申請の方が時間が省けるのでしょうが、幸いなことに税務署が自宅から近いこともあり、またその場で控えへの受付印が貰えるという、ほんの小さな満足感を味わいたくて持参しています。でも、郵送や電子申請の人が多いのでしょうか、年々並んでいる人数が少なくなっているように感じます。
さて、順番待ちをしていたほんの数分の間、前に並んでいた人と職員さんとの間でちょっとしたやり取りがありました。
Aさん 「提出した書類ってコピー貰えるの?」
職員 「いいえお渡しはていません。必要なら事前にコピーをしておいてください」
Aさん 「じゃあ、コピーしてくれませんか」
職員 「申し訳ありませんが、ご自身で準備をお願いします」
Aさん 「税務署にもコピーあるよね、するから案内して」
職員 「同様のお願いにすべて対応できないので、税務署のコピー機はお貸ししていません」
Aさん 「なんやそれ、ええやん・・・」
その後も押し問答があったようですが、結局Aさんはコピーはせず、提出のみして出ていきました。私は職員の対応はやむを得ないと思いますがいかがでしょうか。コピーを都度受け付けていたらきりがありませんし、税務署の業務も滞ってしまいかねません。またそもそも、国税庁の確定申告書作成作成コーナーや会計ソフトを使って確定申告書を作成すると控えが作成されるようになっています。税務署にその控えを持参すると受付印を押印してもらえるのですが、Aさんはもしかしてこのことを知らなかったのでしょか。
ただし最近では、控えに受付印を押すのではなく、原本に受付印を押したのちに役所の方でそれをコピーして返してくれるところもあります。それぞれの事情があるのでしょうが、職業柄役所に行く機会が多い者としては、統一してもらえると有り難いのですが。
2019年02月27日 11:42