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あの検査、いつもと少し違いました

八坂の塔(20190327)
今日の午前中、定期健康診断に出かけてきました。

健康診断は半年に一度受けているのですが、今回は年1度の受診項目の多い回。協会けんぽに加入していて35歳以上の人なら受けたことがある「上部消化管X線造影撮影」、いわゆるバリウム検査も受けてきました。

会社員の頃も毎年1回健康診断があり、これは法律で義務付けられているため当然のことですが、大阪市内の医療機関で受けていました。ちなみに法律で定めらている診断項目にはどのようなものがあるか、知っていますか。労働安全衛生規則第44条で、年1回行う定期健康診断について以下の項目を定めています。(年齢や条件によって一部実施をしなくてよい項目あり)
➀既往歴及び業務歴の調査
②自覚症状及び他覚症状の有無の検査
③身長、体重、腹囲、視力及び聴力の検査
④胸部エックス線検査及び喀痰かくたん 検査
⑤血圧の測定
⑥貧血検査
⑦肝機能検査
⑧血中脂質検査
⑨血糖検査
⑩尿検査
⑪心電図検査

これをみると、胃に関する検査は定められていません。バリウム検査は協会けんぽの場合、「保険で一定の費用を負担するので、受診をおススメします」といっている項目で、必須ではないのです。そのため会社によっては実施していないところもありますし、人によっては「どうしても苦手で受けたくない」ということであっても、特に問題にはならないということです。

さて私が今日受けた医療機関、バリウム検査の際に最初に飲まなけれなならない胃を膨らませるための発泡剤の「飲み方」が少し変わっていました。今まで受けたところでは、発泡剤と一緒に渡される小さな紙コップにほんの少量の水が入っていて、バリウムを飲む前に飲んでいましたが、こちらでは水ではなく、バリウムと一緒に飲むという方法だったのです。検査技師さん曰く「飲みやすくないですか」の通り、あの発泡剤を飲んだ後に襲われる「げっぷ」を我慢する必要がなかったのです。バリウムもそれに応じた少し違った仕様になっているものであるとのこと。京都市内ではまだ8~9割は水で飲むということで、少しでも検査がし易いよう、抵抗感を和らげるようになっているようです。

とりあえず今日結果がわかる範囲内では問題ありませんでしたが、さて結果はいかがなもんでしょうか。

 

 

2019年03月27日 15:40
FP・社会保険労務士事務所  つくるみらい
ファイナンシャルプランナー一柳賢司

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