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この国の情報管理は本当に大丈夫?

冷泉通りのさくら(20190402)
ちょっと仰々しい本日のブログのタイトル、でも本当にこんなことでいいのでしょうか。

昨日4月1日、新しい元号が決定し公表されました。私はその時間は顧問先でセミナー中であったため、知ったのは帰りの電車の中で見たスマホのニュースでした。新元号はことが事だけに、情報が漏れることがないよう、相当厳重な手続きを経て発表されたようです。また、政府は事前の新聞やテレビ報道を通じて、決定した新元号以外の「案」となったもの、あるいは考案者に関する情報は公表しないとなっていた「はず」です。

ところが今日、ネットで流れたニュースの見出し、「「英弘」「久化」「広至」「万和」「万保」 新元号原案の全6案判明」。考案者に関する具体的な情報も掲載されています。公表されること自体は問題ではないと思いますが、そもそも「公表しない」といった情報がその翌日には公知となる、これって情報管理として大丈夫なんでしょうか。それも明らかにしたのは政府関係者とのこと、大きな疑問符が付いてしまいます。

言うなら言う、言わないなら言わないという最初のルールだけのことなんですが、こういとも簡単にルールが変わるというのは今回の元号に関わらず、この国のリスク管理ができていないことをさらけ出しているように見えて仕方がありません。一方で、公表しないという方針であったなら、知り得た情報をなんでも報道してよいというマスコミの対応もいかがなものかと思います。

せっかくの明るい、これから期待を持つことができるできごとであっただけに、今回の「漏洩」はなんとも後味の悪い、ちょっと残念なできごとです。みなさんはどう思われますか。

 

 

2019年04月02日 15:31
FP・社会保険労務士事務所  つくるみらい
ファイナンシャルプランナー一柳賢司

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