桜を見るだけでなく、見習いませんか
この週末の暖かさで一気に桜の開花が進んでいます。京都の満開予想は明日8日、先週初めには大文字山が白くなるほどの寒気に覆われたこともあり、意外に長持ちしているのが今年の京都の桜です。
桜は満開になったかと思えば、あっという間に散っていきます。桜吹雪を見るとなんとなく一抹の寂しさを感じる人も多いかと思いますが、桜と仕事に共通項があることをご存知ですか。というのは、桜は花を咲かせている今このとき、もうすでに来年の花の準備を始めているということ。今私たちが見ている花を一つの仕事の成果とすると、すでに次の成果を生むべく仕事を始めているということになります。
私たちも一つの仕事の結果として成果が出たとき、それでもう終わりということはありません。次の仕事、また次の仕事の繰り返しです。ただその間隔が少しでも重なって入れば次の仕事の立ち上げが早くなり、またその結果も確実なものとなります。要は常に先のことを考えて今何をすればよいかを考えながら動くこと、わかっていても難しいことなんですよね。
成果が出た時は今の仕事は終わり。すぐに次の仕込みを始めるからこそ、桜はあんなに綺麗に咲くことができるのです。見るだけでなく、見習いませんか。
2019年04月07日 08:19