「なぜそうなるか」を知っておくこと
私のシゴトに関連していることでいくつか例をあげるなら、給与計算や労働保険料の年度更新資料の作成、社会保険や労働保険に関する各種手続き書類の作成、日々の会計処理~確定申告資料の作成などです。以前にも当ブログで紹介しましたが、厚生労働省のホームページでは36協定書作成支援ツールなども公表されています。いずれも決められた数字や条件を入力すれば、煩わしい計算はすべて自動化されて必要な書類が作成されます。でもここに便利すぎて気づかない落とし穴があるように思えます。
それは、入力する際の数字や情報の意味を知らずにしていること。入力している数字や情報がなぜそれが必要で、どういうプロセスを得て出力されるどの情報にリンクしているかを理解せずに済ませてしまっていること。これは意外に恐ろしいことかもしれません。確かに、「そういう面倒くさいことを意識せずに、手間を省いてくれるから利用する意味がある」という意見はもっともなことです。が、本来は自分でやっても同じことができるけど、時間や人的資源の有効活用の一つの補助機能として使うのが理想です。理解して使っているのと、ただ結果のみを全て正しいと思いこんで利用しているのでは、大きな差があります。
もし仮にそういったソフトを利用しているなら、一度はペンと電卓片手に同じ結果になるかを試してみるのがいいでしょうね。私も毎月給与計算業務をするときには、所得税や労働保険料などの金額が正しく計算されているかをサンプル的に確認するようにしています。ソフトが絶対に正しいとは限りません。アップデートが漏れていて、最新の料率や金額が反映されていない場合もあります。
何事も「なぜそうなるか」を知っておくことは大切です。
2019年05月08日 15:51