令和30年の時には今の半分かもしれない
1982年から38年連続で減少し続ける子ども(15歳未満)の数、記事の内容を引用すると、平成元年の2320万人から平成31年には1533万人となり、787人減少したとのことです。こうして数字で見てみると改めて少子化が進んでいる現実を突きつけられます。私は1966年のいわゆる「丙午(ひのえうま)」の年に生まれました。迷信の影響で前後の年に比べ出生数が激減した年ですが、それでも136万人生まれています。それが今や90万人台、例えは良くないですが毎年が丙午という状態が続いています。
適齢期となる若い世代の減少が今後も続くということは、子供の数は更に減り続けるということになります。人口推計は他の数字に比べ確度が高いと言われているだけに、仮に同じペースで減少が続けば30年後には今の半分近くになるかもしれません。小中高校の統廃合や、平成の時代に増えすぎた私立大学の廃校も必至でしょうね。また企業の人材確保も大きく影響を受けることになるのではないでしょうか。
もしかすると人口減少社会であっても、創意工夫で小粒ながら知的財産や高い技術力で生きていける仕組みを作れば、案外住みやすい社会になっているかもしれません。楽観的ですが良い方に考えておくことにします。
2019年05月10日 09:34