この時期になると思い出す調べ
6月に入り、あと1週間もすると梅雨入りとなるかもしれません。7月半ばまで雨の季節となります。
この時期が好きな人はあまりいないかもしれませんが、私は昔から雨男と言われるだけにまんざら嫌いでもありません。小学生の頃、「なんであんなにまん丸になるんやろ」と思いながら、水が張られた水田に雨粒が作る波紋を見ていたものです。そして、この時期になるといつも思い出す曲があります。それは「雨音はショパンの調べ」という曲で、1984年にヒットした曲です。元々はイタリアで発売され、世界的にヒットした曲を小林麻美がセルフカバーして歌ったものです。当時は知りませんでしたが、日本語の歌詞を付けたのが、ユーミンこと松任谷由実です。
この曲は発売された1984年は、私は高校3年生。当時はラジオの深夜放送が全盛期の頃、ようやく重い腰を上げて受験勉強を始めた頃に、夜な夜なラジオから流れ聴いていたのがこの曲、何とも言えない声と不思議な感覚のメロディが印象的で、カセットテープが擦り切れるほど聴いた記憶があります。梅雨の時期が来ると、何となくこの曲が懐かしくなります。
今にして思えば、思い出とリンクする楽曲はやはり高校生から大学生時代であった80年代の曲、今とは比べものにならないくらいローテクな時代でしたが、それでもいい時代だったなぁとつくづく思います。
久しぶりに「雨音はショパンの調べ」、聴いてみることにします。
2019年06月02日 07:40