続・マイナンバーカードの普及率が発表されています
総務省のホームページでマイナンバーカードの最新の普及率(平成31年4月1日現在)が公表されました。
マイナンバーについては、このブログでもしばしば取り上げているお題です。前回は昨年の12月19日、そのときの表に今回の普及率を追加してみました。
年月 | 交付率 | 前回からの増加率 | 1ヶ月あたり |
---|---|---|---|
平成29年3月8日 | 8.4% | ー | 0.6% |
平成29年5月15日 | 9.0% | 0.6% | 0.3% |
平成29年8月31日 | 9.6% | 0.6% | 0.2% |
平成29年12月1日 | 10.2% | 0.6% | 0.2% |
平成30年3月1日 | 10.7% | 0.5% | 0.16% |
平成30年7月1日 | 11.5% | 0.8% | 0.2% |
平成30年12月1日 | 12.2% | 0.7% | 0.14% |
平成31年4月1日 | 13.0% | 0.8% | 0.2% |
着実に増えてはいますが、増加の割合は平均化され、交付から3年が経過しても持っている人は1割ちょっと、確かに周りで持っている人は多くありません。
マイナンバーカードには「有効期限」があり、カードの表面に記載されていますが、その期限とは20歳以上の人は発行から10回目、20歳未満の人は5回目の誕生日までとなっています。いよいよ来年になると更新を迎える人が出てくることになります。せっかく交付を受けたのに、その後の5年間で何ら使い勝手がよくならなければ、更新されないカードが生まれることになります。来年以降は、今までのような累計の数字だけでなく、更新を迎えた枚数とそのうち更新をした枚数も公表して欲しいものですが、さてどうなるでしょうか。
有効期限を過ぎたとはいえ、マイナンバーカードには顔写真を含め個人情報が多く記載されています。安易に期限切れのクレジットカードと同じ様に、単純に二つ折りしたり、はさみで切ったりしただけではセキュリティ上で少し気になります。そのあたりの取扱いについての注意などは今後所管の総務省などから周知されるんでしょうか? 今後は単に広める宣伝だけでなく、期限切れのカードの取扱いについての周知も必要ではないかと思うのですが。