高校野球中継を見ていて考えたこと
暑さ対策を含めて体調管理の観点から休養日が設けられ、今大会は大会期間中を通じて2日間設けられています。14日間連日大会が行われていた当時、場合によっては3回戦から決勝戦まで4日連続となるケースもあったものです。今考えるととんでもないスケジュールだったように思えます。
さて、そんな今年の高校野球中継、何度か試合終了後のインタビューを見て感心してしまいました。それはインタビュアーへの質問に対する選手の受け答えがとてもしっかりしていること。特に上級生や監督に対する話になったときには、ちゃんと尊敬語や謙譲語で話ができていること。野球を通して、監督や先生からの指導がきちんとできているんでしょうね。ここで言うまでもなく、高校野球は人間形成の場でもあるんですね。ふと自分が高校生の頃、こんな受け答えができていただろうかとも考えてしまいました。
今の時代、いろいろなことが多様化し、個が尊重されて(されすぎていて)、共通のモラルが少しづつ変わってきている、壊れてきてるように感じるときがあります。その程度は人それぞれですが、昨今は以前なら考えられないような事件が起きるのも、そういった背景があるように思うのですがどうでしょう。
そんな時代であっても、変わってはいけないものの一つが、周りの人に対する敬意や思いやり、感謝の気持ち。しっかり守られいるんだなぁと、高校野球中継を見てふと考えたことです。
2019年08月21日 07:13