京都市内には自転車が利用できない通りがあります
先週の話題と少し関連しますが「自転車」に関すること。私も普段の生活や、仕事の移動手段としてよく使っています。最近は観光客の移動手段としてレンタサイクルを利用している光景もよく見かけます。市内のあちらこちらに外国語の看板を掲げたレンタサイクル事業者や駐輪場も増えました。
さて、実は京都市内の繁華街、河原町通や四条通等は自転車通行が禁止、または禁止されている時間帯があります。例えば、先斗町通や、三条通~新京極通のアーケード街は終日通行禁止、東大路通~烏丸通間の四条通、御池通~四条通間の河原町通は8~21時まで通行禁止などです。先斗町通を自転車で走ることは人の多さに加え、通りが細いこともあってさすがに難しいでしょうが、アーケード街では人の合間を縫って走る自転車を時折見かけます。
おそらくこの制限があること、ほとんどの人は知らないというのが現実かもしれません。今回京都市のホームページを探してようやく資料を見つけましたが、この資料も元は「駐輪場マップ」に通行禁止時間帯を便乗して書かれてあるようなもの。もっと明確に、例えば先週このブログで取り上げた「矢羽根マーク」のように、路面に「通行禁止」や「時間制限」マークを書かないと誰も気が付かないと思います。
実際、自転車と歩行者、自転車同士の事故が増えているといいます。せっかく観光に来てその途中で事故を起こしては、それこそ旅行が台無し。4月から京都府では自転車保険の加入が義務付けられましたが、保険に加入すればよいという話でもありません。もう少し、周知する方法を考えてもらいたいものです。
☞「主要駐輪場マップ」・・・自転車通行禁止に関する情報もここから
2018年05月13日 11:55