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2018年の記事:ブログ(日々雑感)

労働の対価は同じルールで評価しましょう

富士山その2(20170104)
今日から多くの企業が仕事始め。本日のブログは、私が人事担当者として民間企業に勤務していた頃の経験から、よく起こりがちな問題を2つ。一つは有給休暇の取得、もう一つが出張手当等の本給以外の諸手当についてご紹介します。

有給休暇の取得時におそらくどの企業でもよく起きるのは、「取得したい日に取れない」「連続で取れない」「連休に併せて取得できない」といった問題。「取れない」と「取りにくい」では大きな違いがありますが、「取れない」という原因が、申請を出す都度に会社がそれを理由なく拒否したり、もしくは取得することで給与や賞与などの待遇面でマイナス査定することはできません。労働者の申請した時期に有給休暇を与えることが、業務の正常な運営を妨げる場合、使用者はその時期を変更することができます(時期変更権)。しかしこれは、非常に限定的に解釈されているので、誰も変わって業務をすることができない場合や、よほど事態窮迫でない限り認められません。

しかし、労働者側も常に自由に、自分の思うがままに取得するということは、いくら権利として認められていてもどうでしょうか。少なくとも社会人としてのモラルには反するでしょうね。

有給休暇取得でトラブルを避けるには、取得時の手続きを明確にし、また公平に取得する機会を設定すること、会社側も権利であることを認めて、取得しながらも職務遂行に支障がなければむしろプラス評価をするように考えるべきです。手続きも、例えば予め年間の取得カレンダーを作成する、職場でお互い様の意識を持つ、回数を決めて5連休や3連休として取得できるようにする、といった仕組みを決めれば、社員のモチベーションアップにもつながります。

次に諸手当について。これは支払い基準や支払額を明確に定めておくこと、そしてその運用ルールに厳格であることに尽きます。支払い基準が社員によって異なる、あるいは安易に変更されることで不公平が生じると、不信感が生じてしまいます。年次や職制によって差があるのは問題ありませんが、仮に同じ仕事をしていて、受取る手当が異なるとトラブルになるケースもあります。

有給休暇も手当についても、トラブルが生じる共通の理由は、規定の運用がそのときの判断で変わること、あるいはその通り運用されないこと。これに尽きると思います。管理職や経営職といった各種の規定を運用する立場の人は、部下が労働の対価として得るものについては、規定に基づいてキチンと評価することが大切です。

※写真は中央高速・韮崎インター付近からの富士山(山梨県韮崎市)

2018年01月04日 12:46

今年の箱根駅伝の展開はいかに?

護王神社絵馬(20180102)
あと5時間ほどで、正月恒例の箱根駅伝がスタートします。

過去3年連続で箱根を制した青山学院大学も、今年は絶対有利とはいえないというのが下馬評。東海大学や駒澤大学をはじめとする有力チームを加えて、駅伝ファンにとっては面白いレースが予想されています。

学生スポーツとプロスポーツの違い、言うまでもなくメンバーが毎年変わること。大学生は4年、高校生は3年で卒業となるため、毎年異なるメンバーでレベルを保つことは非常に難しい。そんな状況下でどんなスポーツであっても「連覇」ということは更に困難なことで、青山学院大学の昨年までの3連覇の価値は言うまでもありません。

確かに、強くなれば有力な選手が集まるということはありますが、強い選手が集まることと、試合で結果を出すというのは必ずしもイコールではない、次元の違う話ですよね。 特に駅伝は、体調管理が非常に重要といいます。箱根駅伝の場合、往路復路を走る少なくとも計10人が、20kmを走る間にアクシデントが起きないように、この2日間に体調のピークを合わせる、考えただけでも大変ですよね。三が日、好きに飲み食いしてゴロゴロしているわが身と比べると、頭が下がります。

是非、実力を出し切って、見ごたえのあるレースを期待したいと思います。

※写真は護王神社にて(京都市中京区)

2018年01月02日 03:25

2018年、新年明けましておめでとうございます。

2018初日の出(20180101)
2018年、新年明けましておめでとうございます。

皆さんにとって、幸多い年になることをお祈り申し上げます。

今年もどうぞよろしくお願い致します。


※写真は2018年初日の出(自宅より)


2018年01月01日 09:38
FP・社会保険労務士事務所  つくるみらい
ファイナンシャルプランナー一柳賢司

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