2021年の紅葉の頃までお休みです
タイトルの「2021年の紅葉の頃までお休みです」は、当ブログのことではありません。京都市の北部・鷹峯にある源光庵という寺院が庫裏の改修工事のため、今年の6月から2021年の秋頃まで、拝観中止となるのです。
源光庵と言えば、「迷いの窓」「悟りの窓」と伏見城落城時の血痕が残る床板を移築した「血天井」で有名です。私が初めてここを訪ねたのは学生の頃。近くに通っていた自動車教習所あり、講義と講義の合間に何度か行ったのですが、当時は今と比べれば観光客は皆無。一人静かに二つの窓から見える青もみじを見ながら、ぼっ~と時間を過ごした記憶があります。本当に静かでしたが、「血天井」に残る手形や、足形には戦国時代の恐ろしさも感じたものです。
この源光庵が有名になったのが、JR東海の「そうだ、京都に行こう」で取り上げられたこと。最初が1995年、2回目が2014年ですが、特に2014年のポスターは二つの窓から見える紅葉が印象的で、これをきっかけに多くの人が訪れるようになったとのことです。著作権の関係でポスターを掲載することはできませんが、ここから見ることはできます。☞「そうだ 京都、行こう。」ポスターギャラリー>年代から見る
再来年の秋、紅葉の季節まで待つことにしましょう。
2019年06月23日 11:34